2015年を知らないマスターがFGOメンテの歴史を学ぶ


ありがとう初期勢の先輩マスター。


こんにちは。ハチミツです。

シーズン3に突入したNagareのFGO記事。今回は『クリスマスを爆☆殺せよ!陳宮でボックス玉砕大喝采するための聖杯講座』をお送りする予定でしたが、急遽内容を変更してお送りします。


というのも。



爆発させるクリスマスが始まらないのです。(11/28 13:00時点)

これには陳宮も困惑。


11月27日18:00開催予定だった2019クリスマスイベントですが、Appstoreでのアップデート反映遅れを理由に開催が延期。

その日のうちに解消されると思いきやメンテは終わらず、この記事を書いている時点でメンテ開始から24時間が経過しました。


しかし歴戦のマスターたちは「俺たちのFGOが帰ってきた」「暇だからネコ画像でもあげようぜ」「ムニエル心の準備できた?」などの文句とともに案外のんびりと待っています。

1日超えの長期メンテは滅多にない出来事のはずなのに、この余裕はなんなのでしょうか。



「俺たちのFGOが帰ってきた」とはいうけど、なら出ていく前のFGOはどれだけメンテ漬けだったのか?

FGO=メンテのイメージが定着するほどに大変だった時期はどんなものだったのか?

どうしてマスターたちは24時間を超えるメンテすら気長に待てるメンタルを得てしまったのか?



筆者は2016年に空の境界コラボが発表されてからFGOを始めました。

なのでFGOリリース当初、2015年に顕現した原初の地獄を体験していないのです。

メンテ祭りこそFate/zeroコラボで少し体験したものの、ほとんど知らないといってよいでしょう。


なので歴史のお勉強をさせてください。FGOできなくて暇だし。

今回はFGOが歩んできたメンテの歴史、「俺たちのFGO」イメージが生まれてしまった初期の様子を調べてみました。


早速見ていきますが、その前にひと言だけ。



FGOを支えてくれた先輩マスター!!!!


このゲームを支えてくれて本当にありがとうございました!!!!






伝説の18分、奇跡の2分~リリース当初~



2015年7月30日にこの世に生を享けたFate/Grand Order。

そして7月31日には18時間の緊急メンテに突入。このスピード感ですよ。記念すべき最初の緊急メンテからヘビーですね。


「サービス開始早々18時間のメンテナンス……これが俺たちのFGOの起源か」と思った方はいらっしゃいませんか。

私もそうでした。が、その判断は早計だったとすぐに思い知らされることになります。


8月4日10時ごろ、のちに語り草となる緊急メンテナンスが始まります。(ちなみに4日深夜にも2時間程度のメンテがありました)


このメンテがまず13時間。なんだ13時間なら18時間より5時間も少ないね! やったぁ!


18分後に再メンテ始まったんですけどね。


そして4時間ほどでメンテが終了。と思いきや2分後にはログインが弾かれる状態に。

そもそもメンテ終了の告知もないのになぜかログインできた謎が深い2分間だったそうです。


その後は一切の隙間なくメンテナンス作業が続き、正式に終了が告知されたのは6日の11時ごろ。

4日10時から数えて48時間の緊急メンテをしていたことになります。


この48時間メンテの内なぜかログインできた空白の時間は「伝説の18分」「奇跡の2分」と称され、初期FGOの代名詞となっているとかいないとか。


以上の一連の流れを分かりやすく表した図がありましたので、読者のみなさんにもご覧いただきましょう。






よく続いたなこのゲーム(1回目)







ゲリラクエストならぬゲリラメンテ~ハロウィン2015~


怒涛の48時間メンテ以降もFGOは予定外のメンテをくり返し続けました。

8月中は週に4回のペースで臨時メンテナンスをおこない、9月に入ると少し落ち着きます。

そして10月。伝説の18分、奇跡の2分に並ぶ伝説のメンテが訪れてしまうのです。



8月4日からの48時間を耐えしのいだマスターたちを襲ったブッチギリのすごいやつ、それは。



原初のFGOハロウィンこと『歌うカボチャ城の冒険~マッドパーティ2015~』のゲリラメンテでした。






のちにFGOの伝統となり平成に置いていかれたハロウィンイベントは、初の配布サーヴァント実装イベントでもあったんですね。

さて、このイベントでは通常のクエストの他にも目玉となる特別クエストが事前に告知されます。

その名も「ゲリラクエスト」。その名のとおり毎日予告なく登場するクエストで、しかも一定時間が経過すると消滅してしまうライブ感たっぷりの新要素でした。



「イベントを骨の髄まで楽しみたいなら見逃せないゲリラクエスト!」

「しかしいつ登場するかはわからない! こいつはFGOから目が離せないぜ! 熱いぜ! いつでもこい!」

「きたぞゲリラクエスト! みんなようやく実装されたAP回復アイテム金林檎は持ったな!」


「「「行くぞぉ!!!」」」




まあ、ゲリラクエスト始まった瞬間メンテ入ったんですけどね。




理由は「アクセス集中」。

そもそも当時のFGOにはゲリラクエストで一斉に集まるアクセスに対処できる力がなかったのです。


「この時間にしかプレイできない」ならばその時間にマスターがむらがるのは当然の話。

それ以前にハロウィン2015では開始直後から通信障害が頻発しており、開始日はまともにプレイできなかった人もいたとのこと。


ゲリラクエストを開いたら訓練されたベトコンのように襲いかかってくるゲリラアクセスに打ちのめされ、ゲリラ緊急メンテを余儀なくされる。


当時、スタッフの誰もが「リハと違う~!!」と叫びたかったのではないでしょうか。


結局ゲリラクエストは常設化し、期間中に頻発した緊急メンテは「ゲリラメンテ」の名で現在まで語り継がれるのでした。

よく続いたなこのゲーム(2回目)


しかし、このハロウィンイベントで「FGOを信じる気持ちになった」と語るマスターもいらっしゃいます。

その理由は現在もおなじみのイベントマップ。イベントマップはハロウィン2015の時点ですでにあったのですが、このマップ背景にこっそりゲリラクエスト開催の時刻を忍ばせていたというのです。


たとえばある日のゲリラクエストが9時に開催されるのなら、マップのどこかに「9」の数字が隠されている……そんな具合でした。

本来は登場時間がわからないはずのゲリラクエストにアクセスが集中したのも、このちょっとしたヒントのおかげだったとか。


毎日登場時間が変わるゲリラクエストに合わせてマップを日替わりで微妙に変化させ、プレイヤーは隠されたヒントを探してゲリラクエストに挑む。

運営陣が仕掛けたトリックを見て、「1回きりのイベントでこんなチャレンジをしてくれるなら、このゲームを信じてみたい」と感じたマスターもいたそうです。


そんな彼らの奮闘もあったおかげで、2019年の今も人理は存続しているのですね。





プレイ時間、zero~Fate/zeroコラボ~



ハロウィン以降もFGOのメンテ祭りは快進撃を続けます。


2015年11月のぐだぐだ本能寺ぐだぐだメンテ、2016年2月の日本建国おめでとうメンテ、4月のジャンヌオルタ襲来&ボックスガチャWショックメンテ。

ひとつずつ挙げていくとキリがありませんが、とくに強烈だったのは16年ゴールデンウィークに開催した待望のzeroコラボ『Fate/Accel Zero Order』でしょうか。






イベント前日の4月26日に9時間越えの緊急メンテがあったりもしましたが、そんなのはただのジャブ。

まず開始のための定期メンテナンスが延長に延長を重ねて8時間を超えます。


17時開始の予定が23時40分まで差しかかり、なんとか日付を超えずにすんだと思いきやアクセス集中でそもそもスタート画面にまでたどり着けない。


サービス開始当初から期待されていたzeroコラボ初日は、右下のフォウくんマラソンを見届ける作業だったのです。このフォウくんの疾走こそが、オケアノスの潮騒だったのだ。


とはいえ念願のzeroコラボ。そしてイスカンダル実装に「我らが王をお迎えするんだ!」そう意気込むも家臣たちも多くいました。

しかし夢とはやがてすべからく醒めて消えるが道理。

ひたすら右下のフォウくんと戯れ、進まないダウンロードを見つめているうちにサーバー障害の緊急メンテが開始し家臣たちは無事討ち死に

時は4月28日午前1時。メンテ開けからわずか1時間20分の悲劇でした。


ちなみに28日の緊急メンテナンスは合計5回ありましたので付け加えておきます。プレイ可能時間、zero。


私事ではありますが、このzeroイベは筆者も体験しています。

28日の緊急メンテが8時、12時、16時、20時という間隔だったのでメンテ始まったらごはんを食べるサイクルが発生したのを覚えています。

よく続いたなこのゲーム(3回目)






まとめ:24時間ぐらいなんともないぜ



軽い気持ちで調べてみたメンテの歴史はなかなかに深く、付き合ってきたマスターの偉大さと強靭さが垣間見えるものでした。

そんなマスターたちの頑張りに応えるように、zeroイベ以降からFGOのメンテ祭りは徐々に姿を消していきます。


たとえば緊急メンテ。

サービス開始から2016年5月のzeroイベまでの約8か月で発生した緊急メンテは32回を数えます。

そしてzeroイベから2019年11月までの3年半では17回にまで減っているのです。

17という数字が多いか少ないかは議論を待つところですが、FGO運営の成長は断言できるでしょう。


2016年末にはアクセスが集中する大型レイドイベント・魔神柱伐採戦が開催するも緊急メンテナンスに突入する様子は一切なく、サーバーは無事に人理修復まで耐え抜いてくれました。

「ここまで続いてくれてありがとう」

人理修復をなしとげたマスターを迎えたあの青空には、そう思わせるものがあったのではないでしょうか。


FGOが「よく続いたなこのゲーム」から「続いてくれてありがとう」に至るまで支えてくれた先輩マスターの皆様。

後から歴史を調べた者としてあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。






そして11月28日19時30分。




30時間30分のメンテが終わりを告げました。

一時はどうなることかと思いましたが、なんてことありません。48時間と比べれば18時間30分も短いじゃないですか。

それに今回はAppstoreのアップデート反映遅れが原因。仕方ない事故みたいなもんですよ。


歴史に学べば現在の脅威にも冷静に対応できる。

そんな当たり前の話を再認識するための時間だったのかもしれませんね。

2015年のFGOにはメンテ以外もエピソードが盛りだくさんです。機会があれば私のお勉強にまたお付き合いください。


では今回はこのへんで。

これから2019年のクリスマスを楽しみ、今年最後のボックスガチャを満喫しようではありませんか!




Q.建前はこれぐらいにしといて本音は?


A.ジュナオ貯石が増えるのでOKです。



ではまた。


2019-11-29 19:45:48

Writer:ハチミツ

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