公務員はダサいスーツのままで仕事をした方都合がいい

こんにちは、矢駒（@chibayakoma）です。

SNSで、職場での女性のヒールやパンプスの強制着用を廃止するための運動（通称#Ku Too運動）が、少し話題になりました。

個人的には、「中年男性を巻き込んだほうが、改善する可能性は高いのになぁ」とは思いました。

男性も革靴、真夏のスーツ、ネクタイなどに不満を持っている人は多いですので。

今後の流れとして、男女ともに仕事着は私服化していく傾向は間違いありません。

ただ、公務員だけは例外。

なぜなら、公務員の服装はダサいスーツだから成立してい職種だからです。

スーツ姿は最低限の服装を維持してくれるもの

上司の私服を見たことはあると思います。

スーツ姿と私服姿、どちらがマシに見えましたでしょうか。

確実にスーツ姿ですよね。

スーツ姿に赤点は存在しません。

スーツを着ていれば、とりあえずは格好がつきます。

トランプ大統領のゴルフ姿は、お腹が目立ってしまいますが、スーツならそこまで目立ちません。

また、同じ服を着ても気にならないのが、スーツの特権です。

私服化すると同じ服装ができませんので、（誰とは言いませんが）スーツよりも不潔感を与える可能性は高いです。

社会の場を重んじるなら、ある程度の制限はしょうがないかと思います。

公務員のイメージと違う服装は苦情に繋がる

公務員の服装と言えば、黒っぽいスーツに白のワイシャツです。

公務員の実情としては、スーツの色などにそこまで制限はありません。

ただ、面白みがないのが公務員のスーツ姿のイメージです。

もし公務員が、高級なスーツをまとって窓口対応しら、相談者はどう感じますでしょう。

一部の人は、その姿に苛立ち（嫉妬）、苦情につながることが予想されます。

公務員は老若男女、全員の対応をしなければなりません。

苦情の多くは理不尽な内容で、言葉で説明しても理解してもらえない人が多いです。

その対策の一つとして、その人達が持っている公務員のイメージを壊さないことです。

• ・公務員はスーツ姿
• ・公務員の格好はダサい
• ・公務員は地味
• 
  

苦情の多くは、自分の思い通りにならなかったことで発生します。

高級なスーツや私服での対応だけで苦情にはなりまえんが、苦情の沸点に近づくことに間違いはありません。

ダサいスーツを着るだけで苦情が減少するなら、安いものです。

時代が私服化しても、苦情の可能性があるのなら公務員はスーツ姿が無難です。

税務調査は見下された方が成功しやすい

私は元税務署職員なので、税務調査のお話を。

税務調査で大事なのは、いかに相手から情報を引き出すかです。

こちらで証拠を掴んでいても、相手の口から言った・言わないは重加算税の有無に繋がることもあります。

税務調査を受けて、心を開く人はいません。

しかし、税務職員を見下す人の場合には状況は変わります。

• ・スーツがイマイチ決まっていない
• ・ヘコヘコしている
• ・対応が下手（したて）

そんな職員と対峙している認識があると、意識しなくても自然と気が緩みます。

だた、そうなったら調査担当者の勝ち。

納税者のボロが出た瞬間に、調査担当者は一気に畳みかけます。

もし、税務署職員の服装がキッチリし過ぎていたらどうでしょうか。

• ・髪型も七三分け
• ・スーツに折り目
• ・白ワイシャツはアイロンがけ
• ・靴は黒く光っている

身だしなみがしっかりしていると、相手も律します。

普段牛丼を食べている人も、回らない寿司屋に行くと行儀良くなりますよね。

それと同じです。

苦情にならない程度に、スーツをだらしなくする。

これが、税務調査のポイントだったりします。

税務署内の服装は結構緩い

とは言うものの、税務署内の服装は緩かったりします。

男性なら、色付きワイシャツでスリッパで仕事をする人も普通です。

女性ならスーツ姿で仕事しているのは配属して間もない職員くらいです。

大事なのは、納税者と接した場合のみ。

TPOをわきまえれば、公務員も意外と服装は緩かったりします。

もっとも、真夏であっても、男女ともにスーツ姿で税務調査するのは何とかしてほしいですが。

参考にならない程度のご参考に…