7月2日未明。
VoLTEのルーター交換を実施した後に接続が出来ないユーザーが貯まり始め・・・
からau(KDDI)で過去類を見ない通信障害が発生した。
KDDIは、一部のATMや車載器(特にTOYOTAやスズキ)にも通信網を提供している。
そして、一部の通信事業者にも貸している。(楽天とか)
そこらへんも全部ダメになった。
3000万回線が不通と言うのはこれは異常事態である。
流れとしては以下らしい。
VoLTEルーターを交換した。(これ自体は特別ではないそうだ)
ユーザが接続出来ない状態が発生した。
VoLTEを元に戻した。(実際は新しいルートを古いルートに切り戻した)
貯まっていた通信が流れた結果、交換機(メインとなるサーバ達)が輻輳。
顧客DBに影響が伝搬し、不整合。
のようである。
輻輳
通信をする線、電波、それを相互に通信させるための機器には「上限」がある
そこに大量の通信がくると待ち行列が大量に発生する。(順番に処理するから待っていて下さい。と言う状態)
そうなると貯まった通信はなかなか処理されず、「接続出来ないぞ?」と思ったユーザはリトライすると
さらに通信が詰まると言う悪循環になる。
ルーター
KDDIなど大手通信事業者が使うルータなので
一般家庭のそれより高機能であり機能も多いであろうがやっていることは
「AからBへBからCへ」のようなルート、道順どおりに通信を通すことが主な役割である。
トラヒック
トラヒック、トラフィックどちらも意味合いは同じである。
交通量。これが通信経路上ながれるデータに当てはめるとパケットの流量である。
これが閾値を超えると前述する輻輳が発生する。