水着武蔵ちゃんの性能やら運用やら好き勝手語る奴(1/2)～第五盛を中心に～

第五千兆盛ほしい！！！

こんにちは。ハチミツです。

秋の風物詩であるネロ祭 ギル祭の開催が近づいてきましたね。

ボックス周回やら超高難易度への覚悟をキメときたい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

今回はそんな秋の名物に役立つかもしれない夏の剣士、聖杯で米を食った女こと水着武蔵ちゃんについて語ります。

主に「基本性能」「NP効率」「運用案」「運用例」の4つにわけてベラベラ語ります。

ちなみにこの記事は2部構成です。「運用例」のみ次回で語りますので、どうぞよろしく。

1.水着武蔵ちゃんの基本性能

・宝具は全体にArts攻撃＋クリティカル発生率大ダウン（3T）＋剣クラスのみ高確率で宝具封印（1T）

・コマンドカード　QAABB ・HIT数　B4 Q4 A3 Ex5

水着武蔵ちゃん（以下、水着武蔵）は実装当時、狂クラス初の全体Arts宝具という点から、いわゆる「システム」のアタッカーとして期待されました。

システムとはアタッカーがサポートを受けることで、宝具を3連発して3T周回をねらう貴族の遊びです。

Wスカディや玉藻の前＆パラケルススが有名でしょうか。

「宝具で敵を倒すと同時にNPを100%まで回収できれば、水着武蔵だけですべてのクエストを3Tでクリアできる！」

しかし現実はそうあまくありませんでした。

検証の結果、水着武蔵ではシステムアタッカーは手間がかかりすぎるとの結論が出ました。

それどころか「第3スキルHP5000減少デメリットが重い」「全体宝具だから単体への火力が低すぎる」といった声があがり、使いづらいといわれるように。

むしろ、3Tクリアが無理な時こそ最有力候補に挙がるサーヴァントである、と考えています。

正直な話、今回は3T周回にシノギを削るマスターにはあまり役に立たない記事かもしれません。

「多少の時間効率は犠牲にしてでも最高効率クエストを周りたい！」

「せっかく引けた水着武蔵ちゃんを存分に使いたい！」

「引けなかったけどフレンドの水着武蔵ちゃんをコキ使いたい！」

そんなマスター向けです。ではどうぞ。

2.水着武蔵ちゃんのNP効率～第五盛～

注目したいものはこちら。第2スキル「第五盛」です。

なんかごちゃごちゃしていてピンときませんね。

要約するとLv10でArtsのNP効率が1Tだけ約3倍になります。その後も2TはNP効率が50%アップしたままです。

NP効率とは、思いっきり単純化すると「キャラごとに決められた1ヒットのNP獲得量×ヒット数」で決定します。

つまり第五盛の「Artsのヒット数が2倍になる」とは、「ArtsのNP獲得量が2倍になる」とイコール。

また、NP獲得量アップは30～50%3Tと、同種のスキルでは最高クラスの性能を誇っているのです。

2倍に50%を足し算すると3倍。簡単ですね。

じゃあこれがどれぐらいすごいのかという話。

こちらの画像はパラケルススA水着武蔵BAをHP5400のワイバーンにおこなったものです。

水着武蔵はNP0%からスタートし、B途中からオーバーキル。合計でNP20%を獲得しました。

そしてこちらが「第五盛」Lv10を使用した以外は、まったく同じ行動をとった画像です。

獲得NPは57%。先ほどと比べ、獲得量が3倍近く増加しているのが分かりますね。

この後、3T目にBQAブレイブチェイン。EXを待たず、余裕をもってNP100%を達成しました。

クリティカルもない素殴りでここまで稼げる狂は、もちろん水着武蔵だけです。

この法外なNP効率は、攻撃される時にも有効。

たとえば6ヒットの攻撃を1回受けると、NPを0%から37%まで回収可能。

アステリオスの無限迷宮ってあるじゃないですか。

毎ターン迷宮宝具で敵を無力化する、6章トリスタンとかハメる奴。

あの戦法の根底には、狂クラス特有の被弾NP効率が潜んでいます。

FGOでは攻撃時NP獲得量とは別に、被弾時のNP獲得量が存在し、クラスごとに決まっています。（一部除く）

3～5%の間で調整されており、これにヒット数などの補正が加わって実際の獲得量が決定される仕組みです。

狂クラスの被弾NP効率は最大の5%。水着武蔵も5%です。

これに「第五盛」をあわせることで、被弾もNP回収のリソースになるというワケでした。

このように攻撃から被弾まで、あらゆる手段を使ったNP高速回収が水着武蔵の真骨頂です。

そしてこの動きを支えるのはなんといっても「第五盛」。最優先でのレベル上げをオススメします。

突然ですが、みなさん全体宝具の狂を使う時はどんな礼装を持たせたいですか？

様々な意見があると思います。しかし、ほとんどの方はNPチャージ礼装を挙げるのではないでしょうか。

カレスコを装備したランスロットなどはフレンド欄でよく見かけます。

狂クラスはArtsカードが1枚か2枚までという傾向があり、素のNP効率もあまり高くないサーヴァントが大半です。

自力でNPを稼ぐのが難しく、NPチャージ礼装でお手軽暴力に走りたくなることが多いと思います。

しかし、水着武蔵は礼装の補助がなくともNPを100%まで獲得可能。

礼装の補助がいらないということは、どんな礼装をつけてもいい、ということです。

これらを持たせても3waveで宝具ブッパ余裕です。

いっそフレンドから水着武蔵を借りたって成立するんですよ。どんな礼装でも問題ないのですから。

この強みが最も活きるのは、「自身の攻撃の威力を〇〇%アップ」系の特攻礼装があるイベントです。

水着武蔵ならば素殴りヨシ宝具ヨシの超アタッカーとなってくれます。

狂クラスなので、フォーリナーを除く全クラスに弱点をつけるおまけつき。

3waveであぐらかいてる高HPボスを、取り巻きごと全体宝具でかたづけるのが彼女の仕事となります。

例年どおりならば、今年のギル祭も特攻礼装（未凸100%、凸200%）の配布があります。

お祭りで困った時は、特攻礼装の女武蔵を頼ってみるのもひとつの手です。

敵も味方も得物も手段もいっさい選ばない兵法の使い手が、きっとあなたの助けになってくれるでしょう。

以上、水着武蔵の性能について、NP効率とそれを支える「第五盛」を中心にお話しました。

次回ではこれらの内容をふまえ、具体例を紹介しつつ運用方法について語ります。

「被弾でNPを稼げるといっても攻撃されるかは運だし、最悪事故死しない？」

「ボスに宝具を使うなら1wave、2waveはどうするの？」

「そもそもどれぐらいの火力が出せるのさ？」

これらの問題について考えてみます。

ではまた。