いい加減にしろよ島﨑信長。
こんにちは。ハチミツです。
今回は2019年のエンドを飾る記事なのでエンドコンテンツのお話をしましょう。以前にも言及したFGOのエンドコンテンツこと島﨑信長サーヴァントの話です。
声がいい型月広報としても定評がある声優・島﨑信長さんが担当しているサーヴァントはアルジュナと巌窟王のふたり。(アルジュナオルタを含めれば3人)
何の因果か、このふたりはメインシナリオやマイルーム台詞だけではキャラの本質が明らかにならない共通点があります。
彼らに深入りする気がないなら問題ありません。この記事を読む必要もないでしょう。
しかし。
「アルジュナをもっと知りたい! 巌窟王を理解したい!」
そう思ったが最後。
ある者は期間限定ガチャのシャトーディフに囚われ。
またある者はゲーム外コンテンツ履修という永劫のユガに呑みこまれる。
極まった者は絆礼装をもとめて虹色の林檎を貪り隠れ村をゴールデンドラァイブ!!!!!!!
そうやって島﨑信長の闇から帰ってこれなくなったマスターは数知れず。誰が呼んだかエンドコンテンツ。
それが島﨑信長サーヴァントなのです。
闇に呑まれるにしろ君子危うきするにしろ、敵の巨大さを知っていて損はありません。
筆者が把握している限りではありますが、島﨑信長サーヴァントを知るうえでおさえておきたいコンテンツを、ゲーム内外問わずまとめてご紹介しましょう。
結構なボリュームですのでどうか腰をすえて読み進めてください。
冗談じゃなく多いんだ。これが。
※メインシナリオ2部4章およびイベシナリオ多数のネタバレあります。
島﨑信長氏が最初に担当した方です。
1部5章、最終章、そして2部4章ではオルタが登場しました。
メインシナリオでの出番が比較的多いサーヴァントですが、残念ながらそれだけでは彼の”素顔”は見えてこないといわざるをえません。
アルジュナを掘り下げたい方にオススメしたいコンテンツは以下のとおりです。
・カルナ・アルジュナ体験クエスト
・1部5章
・1部最終章
・アルジュナ幕間(とくに幕間2「問い続けることにこそ」)
・絆礼装
・イベント「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」(復刻済)
・パールヴァティ幕間
・Fate/EXTELLA LINK
・Fate/Apocrypha(赤のランサーの回想)
・2部4章
・アルジュナオルタ(プロフィール・絆台詞・絆礼装)
アルジュナの厄介な点はメインシナリオだけだと単なる障害でしかないところ。
カルデアに召喚して幕間やらプロフィールやらを見ないと素顔が見えてこないサーヴァントです。
「そばにいないと本音が見えない」これもまた、アルジュナという英雄の業なのかもしれません。
そんなキャラ造形でありながら容赦ない☆5かつオルタまでいる。
そのオルタからじっくり事情聴取してようやく全体像が見えてくる念の入り用がエンドコンテンツっぷりを加速させています。
アルジュナオルタを召喚したマスターのなかには「絆礼装を手に入れてからがすべての始まり」と断言する方もいるほどです。
私はまだアルジュナオルタを召喚できていないですが、こういった貴重な証言を受けて履修科目に加えました。
一方ゲーム外での出演はおとなしく、一応FGO内で完結しているといえます。
しかし☆5サーヴァントを2人召喚するのは非常に厳しく、召喚後もしっかり沼りたいとなれば絆マラソンが幕を開ける……
コイツは本当にソシャゲのキャラなのか?
ノベルゲーですべての攻略対象をクリアしてから現れる裏ヒロインとかじゃねえのか?
ああ、声帯が琥珀さん好きなのってそういう・・・・
とりあえずでいいからアルジュナを知りたい。そんな方はひとまず幕間2の解放を目標にしてみましょう。あれはいいものだ。
後から担当した方。なにわろとんねん。
コイツの厄介さは登場頻度の高さにあります。
あちらこちらでちょっとだけ顔を出し、それっぽい言動でマスターの心を惑わせてから去っていくのです。
登場シナリオや作品は以下のとおり。
・イベント『空の境界/the Garden of Order』(復刻済)
・監獄塔に復讐鬼は哭く(レアプリ5個で解放可)
・2017年ネロ祭
・1部最終章
・ドラマCD『英霊伝承異聞 エドモン・ダンテス』(『Fate/Grand Order カルデアエース』付録)
・巌窟王幕間
・ナイチンゲール幕間
・天草四郎幕間
・悪性隔絶魔境・新宿
・屍山血河舞台・下総
・2部2章
・Fate/strange Fake(2019年12月現在5巻まで発刊中)
・2018年水着イベント
・Fate/Grand Order materialⅢ
巌窟王の宝具は「時間、空間という名の牢からも脱獄できる」というもの。
そのせいかは知りませんが、ゲーム内外問わずさまざまなメディアに出演しているのがこの野郎の特徴です。
一方でオルタは存在しないためゲーム内では本人だけを引けばいい……と思わせといて、他人の幕間にちゃっかり出張する心のなさも見逃せないところ。見逃したかった。
そしてこの男のもっともエンドコンテンツな部分は、これほどのコンテンツ大軍を制覇してなお正体が見えてこないところにあります。
生前のエドモン・ダンテス本人ではないといい、かといって物語『巌窟王』の主人公その人とも考えづらい。
幕間や2部2章で見せた能力はなにか。
なぜ『俺』と『オレ』が存在するのか。
ナイチンゲールをメルセデスと呼んでしまう理由は。
彼について考えるとキリがありません。もはやエンドできないコンテンツです。
答えをもとめて『英霊伝承異聞 エドモン・ダンテス』や『strange Fake』を見るとFGO本編との齟齬が見え隠れし、かえって奴が何者なのかぼやける始末。エデis何。
わからない・・・・何者なんだお前は・・・・CCCコラボイベで「枯れぬ恩讐」を名乗っていたのもなんだったんだ・・・・
わかるように言え! アヴェンジャー!
やかましいわ。
ちなみに巌窟王を全然知らない方は、レアプリ使って監獄塔イベントをプレイしましょう。
何者かはやっぱりわからないですが、主人公に肩入れする理由はわかります。今はそれでいいのかもしれません。
とはいえ、これだけ突きつめて考えたくなる魅力があるのも事実。
一度知ってしまえばもっと知りたくなり、最後まで付き合いたくなる気持ちにさせる。
島﨑信長サーヴァントがエンドコテンツたりえるのは、彼らにそんな力があるからかもしれません。
ちなみに島﨑信長氏は主人公こと藤丸立香の声も担当しています。
FGOが終わるまで物語が完結しない存在、主人公。
真のエンドコンテンツを担う氏の活躍と健康をお祈り申し上げます。
それでは今回はこのへんで。
2019年は大変お世話になりました。2020年もよろしくお願いします。
具体的には。
私が福袋でエンドコンテンツを召喚できるよう祈願してくだされば幸いです。
ではまた。よいお年を。
Writer:ハチミツ
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