【FGO】マイルームのソーシャルディスタンスはボロボロ

プライベートを大切に。

こんにちは、ハチミツです。人と人との距離・ソーシャルディスタンスがなにかと気になる今日この頃。

今日も人理のためにがんばるマスターやサーヴァントには関係ない話題ですが、それでもひとりになりたい時間はだれにでもありますよね。

辛い時、休みたい時、そうでもない時・・・・人は孤独を愛し、ソーシャルディスタンスを愛する存在になるのです。そしてそんな愛をあたたか～く包みこんでくれるのがマイルームの存在であります。

1人に1部屋マイルーム。人も英霊も平等にマイルーム。マスターにも300騎以上のサーヴァントにも縁の下の職員スタッフにもそれぞれ孤独を愛せる世界がある。それはなんとすばらしいお話でしょうか。感動で涙が止まりません。

南極でもシャドウボーダーでも彷徨海でもマイルームのありがたみは同じです。

そこではだれしもがソーシャルディスタンスもプライベートもしっかり守られとでも思ったかカルデアのマスター。

残念ながらそうではありません。カルデアのマスターは24時間バイタルチェックされているからひとりの時間なんてない、などと生易しい話をする気もありません。

なにを隠そうカルデアに力を貸してくれるサーヴァントたちが、マイルームの誇るソーシャルディスタンスTIMEを許してくれないのです。

どういうことか？まっさらなマイルームくんの姿をもう一度目に焼きつけておいてから、ちょっと見てみましょう。

一密.溶岩水泳部＋1

ベッド、いいよね。

突然ですがいいですよね、ベッド。眠るもよし。腰かけて談笑するもよし。すばらしい家具です。

帰る家を失った藤丸立香にとってベッドとは寝床以上の存在。もはや相棒。マイルームの一角に建築された安息のマイホームといえるのではないでしょうか。

さて、溶岩水泳部とは2016年ハロウィンイベントで襲来登場した清姫・源頼光・静謐のハサンで構成されたマスター大好きトリオです。名前の由来はそのままで、マスターのためなら愛の力で溶岩もスイスイ泳ぐ様子からきています。何をいっているかわからないイベント未経験プレイヤーのあなた。正しい。

そんな溶岩水泳部の生態について、こんなコメントがあります。

「通称『マイルームの寝床に勝手に入り込んでくる』トリオ・・・・！」（マシュ・キリエライト）

「寝床に潜り込むだけで幸せなのですが───。」（静謐のハサン）

ベッド、いいよね。不法侵入者がいなければ。

このようにマイルームのベッド周辺では溶岩水泳部が突如ポップする深刻なソーシャルディスタンス違反が発生します。これではひとりの時間もソロ活もあったものではありません。

さらに近年では溶岩水泳部の中核メンバー・清姫がマイルームボイス6にてこんな問題発言をしています。

「ますたぁ、ますたぁ？ ふぅ、今日も無事、お休みになられましたね」

「（前略）今夜の寝顔監視の担当をジャンケンで決めましょう」

「・・・・えっ？」

「フランさんも参加するのですか？くぅ、ライバルが増えた・・・・ 」

フランケンシュタイン、参戦！

ますます混迷を極める溶岩水泳部。彼女たちがいる限り、深夜のマイルームに安息は訪れることはないでしょう。

【溶岩水泳部＋1　マイルームポジション想像図】

二密.ヴァン・ゴッホ



それは人理焼却にも匹敵する大偉業。

主人公との添い寝スチル1枚絵。テキストだけならギリギリごまかせていた最後の一線をゴッホカッターでブチ破ったのがヴァン・ゴッホことゴッホちゃんです。

彼女は『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル～ノーチラス浮上せよ～』エピローグにおいて、初登場サーヴァントでありながら全サーヴァントのだれもが5年間到達できなかった藤丸立香との添い寝を勝ち取りました。

もちろんマシュも達成していません。先ほどの溶岩水泳部も「寝床に入り込む」というテキストしかなく、添い寝まで至ったかは不明のまま。その聖域に到達したのは現状ゴッホちゃんだけなのです。

虚数の海での激しい戦いを生き残ったマスターとサーヴァントへのごほうび、と見ればこの添い寝は非常に微笑ましいのですが、マイルーム的には問題だらけといわざるをえません。

とくに添い寝まで至った経緯が「虚数の海での戦いを終えた藤丸立香が目を覚ますとゴッホちゃんがそこにいた」というフォーリナー・不思議・パワーの賜物なのが厄介ですね。再犯防止もへったくれもありません。その気になれば添い寝し放題。

大丈夫、ゴッホちゃんは添い寝しない！

たぶんしないと思う。

しないんじゃないかな。

まちょっと覚悟はしておけ。

【ゴッホちゃん　マイルームポジション想像図】

三密.風魔小太郎＆加藤段蔵

みんな大好き忍者親子。彼らも領マイルーム侵犯の可能性が高い容疑者サーヴァントです。

根拠は現在も開催中のバレンタインイベント。チョコ受け渡しシナリオにおいて、この忍者親子はマスターの指パッチンひとつでマイルームに参上します。

問題は音です。マイルームにだれかが入ってくる場合、基本的には扉が開く効果音が入ります。しかしこの2人の参上シーンではその音がなく、代わりにすばやく着地したような「シュタッ」音が鳴るのです。

ここでひとつの仮説が成り立ちます。この忍者親子、天井裏で待機しているのではなかろうか？

忍者といえば天井裏。天井裏こそ忍者です。明言こそされていませんが、この親子は忍者のビッグネームたる風魔の出身です。そう考えるのがむしろ自然でしょう。

だとすればこの領マイルーム侵犯は責められるものではありません。なにせ任務の一環です。むしろ主の危機に即時対応できるよう待機する忠義を大いに讃え、セリフが「お呼びで」で統一されてるのいいよね・・・・しましょう。いいよね。

【忍者親子　マイルームポジション想像図】

四密.蘆屋道満

なんかいる。

最終再臨でまさかの全裸を見せびらかしたことで「再臨すら面白いサーヴァント」の地位を不動のものにしたキャスターリンボこと蘆屋道満。これには鬼一師匠も大爆笑待ったなし。

そんな蘆屋道満の最終再臨イラストですが、全裸以外にも気になる点が多かったりします。

①道満が天井裏からこちらを見下ろしているように見える構図

②最終再臨ボイスで「マスターが震えている」と道満が語っている

③同じく最終再臨ボイスで「こちらですよマスター」の台詞（上にいるから？）

以上の3点から「道満は全裸でマイルームの天井裏に潜んでいるのではないか？」との考察が一部のプレイヤーの間で交わされました。

それなら歴戦のカルデアのマスターが震えた理由もわかります。だって自室の天井裏に全裸の陰陽師（身長2m/110kg）がいるんだもん。こわいわ。

とはいえ、このとき道満がどこにいるか、実はハッキリしていません。もしかしたらマスターのマイルームではないのかしれない。ともすれば、このノミネートは間違いの可能性だって大いにあるのです。

いや、むしろ間違っていてほしい。すでにベッド周辺を中心に7人ものサーヴァントがマイルームを侵食しているのです。これ以上は酷だと声高に叫びたい。うら若きマスターのささやかなプライベート時間はどこへいけばいいのでしょう！正義はどこにあるというのか！？

【蘆屋道満　マイルームポジション想像図】

五密.巌窟王 エドモン・ダンテス

最後を飾るのはこの男しかいません。

これまでの刺客ですら肉体的密で留めていたのに、このアヴェンジャーは藤丸立香の心に潜んでいます。ここまで来るともはやマイルームすら関係ありません。生きているだけで密です。

以前は幕間だけの情報でしたが、最近はメインシナリオやイベント幕間などでも言及され、知っている人も増えてきましたね。

これだけならまだしも最近は公式コミカライズやアーケード版において藤丸立香の影に入っているとの描写までブチこんできました。

つまり巌窟王は心の中で内側から、影の中で外側から、双方向でつねに藤丸立香を見守っているわけです。

コイツの前ではソーシャルディスタンスのお題目も虚しく響くばかり。保護者王ここに極まれり。お年頃をなんだと思っているのだ。

これは余談ですが、心にいる巌窟王と影（＝カルデア）にいる巌窟王は別物と捉えるのが定説です。
心にいる方は一人称が「オレ」で影にいる方は「俺」なので、これで見分けるとわかりやすいですね。なんで「オレ」と「俺」が存在するのかは私が知りてえよ。

【巌窟王×２　マイルームポジション想像図】

最後に：キミが廊下で眠る理由

今回ご紹介する領マイルーム侵犯サーヴァントは以上です。

さて、ここでもう一度まっさらなマイルームを確認してみましょう。

日々の疲れを癒してくれるマイルーム。

彼／彼女の帰る場所となって久しいマイルーム。

ひとりになれる唯一の空間マイルーム。


偉い人は言いました。夢とは、やがて須らく醒めて消えるが道理だと。

これが貴様の現実だ。

ベッド周辺を清姫・源頼光・静謐のハサン・フランちゃんが徘徊し、

ベッド上にはゴッホちゃんがスポーンからの添い寝スタンバイを完了させ、

天井裏では殺気だった風魔小太郎および加藤段蔵が全裸の蘆屋道満とにらみ合い、

そんな様子を心と影の中で巌窟王が後方復讐者面で見守っている。

これこそ現実。マイルームの真の姿。カルデアのマスターが背負うソーシャルディスタンスのカタチなのです。まだ廊下で寝た方が休めるわ。ああ、藤丸立香さんのレムレム睡眠体質ってそういう・・・・。

私たちプレイヤーにできることはこれ以上の密が発生しないよう祈り、カルデアのマスターの安眠を祈るだけなのかもしれません。

それでは今回はこのへんで。世界を救うって大変ですね。ではまた。