EXTRAリメイクであのサーヴァントに”殺意”を向けてもらおう!

あの頃キミらは怖かった。


こんにちは、ハチミツです。10周年をむかえた今年7月22日にリメイク版の発売が告知され、にわかに盛り上がりつつあるFate/EXTRA。なにせ10年前のゲームなので知らない人も多いかと思います。

舞台はずばり月。FGOでも大人気なネロに玉藻、エミヤの別バージョンのようで別バージョンじゃないちょっとだけ別バージョンな無銘の3騎と挑む、128人からなる壮絶な聖杯戦争のお話です。



電脳世界、資源が枯渇した近未来、オーパーツAI、Sword or Deathトーナメント、ある主従の生き様、真名推理、からっぽ、フランシスコザビ
・・・・これらのワードを奈須きのこフィルターでろ過した珠玉の名作でした。

このままEXTRAはいいぞ記事をお贈りしてもいいのですが、このシリーズはあくまでFGOがテーマ。同じTYPE-MOONのゲームとはいえタイトル違いはタイトル違い。ここはきびしく、あくまでFGOと関連させながらEXTRAの話をしましょう。ライダー?知らん。


さて、そんな縛りのもと今回ご紹介したいのはEXTRAへの出演経験があるFGO実装済みの何人かのサーヴァントです。

フランシスドレイク、ロビンフッド、ナーサリーライム李書文・・・・FGOでは主人公を支える頼もしい先達として活躍していますよね。とくにロビンフッドは保護者として、ナーサリーはちびっこサーヴァントの筆頭として、プレイヤー人気も高い和ませ愛されキャラといえるでしょう。


それは違うぞ!


油断めさるな。EXTRAでの彼らは敵でした。プレイヤーに立ちはだかる障害として本気で主人公たちを殺しにきます。本気です。ガチです。今でこそ丸いキャラで浸透している緑の人や絵本にもえげつない敵役時代があったのです。

今回はそんな観点でこのふたりの話をしましょう。あの頃キミらは怖かった。穏やかな一面ばかりが印象深い昨今の彼らが純然たる”殺意”を向けてくるゲーム、Fate/EXTRA。リメイクの前に少し振り返ってみたいと思います。


マジで怖かったんだからなあいつら。


※それなりにネタバレなので未プレイで気になる人は注意してください。



ロビンフッド~やれやれ系殺意マシーン~




「エリちゃん担当!」

「サーヴァント界最強の同人マネージャー!」

「茨木ちゃんにお菓子恵んでる人!」


2018年には第1弾男性サーヴァント水着霊衣枠に選出された森の人気者。「やればいいんだろやれば!」が世界一似合うサーヴァントでありながらバトルでもバ火力を手軽に盛れる宝具アタッカーとして引っ張りだこ。みんなの頼れる弓兵ロビンフッドです。

そんな彼はFGOではことあるごとに自分を「英雄なんてガラじゃない」とか「自分は人でなしの卑怯者」と自己評価していますよね。そういう態度をとりながらもしっかりマスターの世話を焼いてくれるのであざといお人好しと思われるロビンですが、EXTRAではそんな自己評価そのままの行動で主人公を苦しめます。


前提として、月の聖杯戦争は1対1の決闘が基本です。決戦までには6日間の猶予期間が与えられ、その間に主人公は対戦相手の情報を集めるというのがEXTRAの流れとなります。モラトリアムとも呼ばれるホッと一息つける期間ですね。


まあロビンはそんなモラトリアム初日に主人公を毒の結界に閉じこめるワケですが。


それのみならず毒矢で主人公にダイレクトアタック、戦闘禁止エリアで奇襲を仕掛けてくるとEXTRAの緑茶はとにかくやりたい放題。選択をひとつ間違えればどれもDEAD END直行という容赦のなさも光ります。そのえげつなさをしてマスターから「ハゲタカの方がまだマシ」「人としての誇りを貶める」といわしめるほど。


そんなマスターの非難に対しては



「誇りで敵が倒れてくれるならそりゃ最強だ!」


どこ吹く風とはまさにこのこと。ほかにも「オレから奇襲とったらなにが残るんだよ?」だの「正攻法だけで戦えとか(中略)酒とかかっくらってんすか?」だのとやりたい放題だけでなく言いたい放題。自分のマスターに対してもこうなのですから、敵である主人公への感情はいうまでもありません。


FGOでもおなじみの軽薄なノリを交えながら。ちょっとした自己嫌悪を口ずさみながら。獰猛さなんてみじんもない態度で殺す、いや狩りにくる。そんな殺意を向けてくるのがEXTRAでのロビンフッドなのです。

私事になりますが、茨木ちゃんにお菓子あげるロビンを見た私は「おまえ丸くなったな・・・・」なんて思ったりもしました。


殺意ポイント:★★★★★★

コメント:やさしい近所のお兄さんがやさしい近所のお兄さんのままで殺しにきてほしいあなたに


ナーサリー・ライム~本当はこわいちびっこサーヴァント~




2015年クリスマスでのジャックちゃんとの共演を皮切りに、今やすっかりちびっこサーヴァントの代表格になった絵本の子ですね。

『マンガでわかる』でも準レギュラーとして愉快に活躍しており、なにかと出番が多いサーヴァントですね。そんなナーサリーとは月の聖杯戦争3回戦で対決します。そう、ロビンフッドとの決戦で心身ともにくたくたになった直後から追い立ててくるのです。


ロビンフッドの殺意を狩人のそれとするなら、ナーサリーの殺意は「無邪気に隠した無慈悲」とでもいったところ。

言動だけ見ればEXTRAの彼女もFGOと同じく、まるで子どもが遊んでいるかのような態度で主人公に接してきます。しかし実際にやってくることはホラー映画そのもの。あの手この手で主人公に、そしてプレイヤーに恐怖のダイレクトアタックを叩きこんできました。


シリーズ初登場作品なだけあり、FGOでは敵全体に強力な攻撃&チャージ減少な宝具「誰かの為の物語」も気合を入れていましたね。具体的には挨拶がわりに全ステータスEXのチートモンスターをけしかけてきました。もちろん負ければDEAD ENDです。負けイベなどない。

知恵と勇気と主人公パワーで撃退しても今度は中にいるだけで自我が消滅する固有結界という隙の生じぬ二段構えをしかけてくる念の入れっぷりも印象深い思い出です。


このように「正攻法では絶対に勝てない」と思わせてくる、いわばホラーゲームの怪物じみた立ち回りをしてくるのがEXTRAナーサリーの殺意のカタチでした。本人にもその自覚はあったのか、安全エリアをぶらぶらしていたら前触れなく登場する手の入れようも印象深いですね。気分は青鬼かバイオハザード3。

決戦直前ともなれば童謡のリズムで「アナタの首もポトンと落ちる」とブッ殺宣言。これらの責めはもちろんおなじみの無邪気ロリ野中藍ボイスでやってきます。イリヤ、エウリュアレ&ステンノ様、ライネスとTYPE-MOONではド定番の小悪魔系ドSロリータの流れを汲む者、それがナーサリーライムなのです。幼女にぐっちゃぐちゃにかき回されて殺されたいあなたにイチ押し!


EXTRAでナーサリーと出会ったら「バレンタインでは照れながらチョコくれるんだよなぁ」とFGOでの彼女に思いを馳せながら接してみるのもいいでしょう。子どもって恐ろしいね。



▲かわいいだろ?初登場作品ではホラーロリータなんだぜ。


ちなみにナーサリーとのイベントでは「月の勝利者」や「もうひとつの結末」の人たちがファンの間でザビと呼ばれている理由がわかります。ご参考までに。


殺意ポイント:★★★★★★★★★★

コメント:下総で酒呑童子におヘソくちゅられてドギマギした?結構。きっとお気に召しますよ。



見慣れた顔ぶれがどいつもこいつも殺意のエレクトリカルパレード。味方ならば頼もしいサーヴァントが敵にはどう見えているかを思い知らされるゲームがFate/EXTRAです。今回は尺の都合でとりあげなかったですがFGOそのままの頼れるキャプテンとして主人公を撃ち殺そうとするフランシス・ドレイク姿を消したままパートナーを消滅寸前まで追いこむアサシン李書文など、刺激的な殺意には事欠きません。


そして、ここまで読んだ未プレイの方のなかにはこんな疑問を抱いた人もいらっしゃると思います。


なぜカルデアでは穏やかになっているのか?

敵か味方かという立場の違いだけなのだろうか?


もちろん、そんな疑問への回答もFate/EXTRAでは用意されています。順序が逆ですが。

今回ロビンフッドとナーサリー・ライムを紹介したのは、「月の聖杯戦争があったからこそカルデアではああも丸くなれた」そんなサーヴァントだと私が考えているからです。このふたりが見せるマスターとサーヴァントのお話は、FGOではなかなか見られない1対1のFateを完璧にやり遂げた物語だったと断言しましょう。


10年越しにリメイクが決定したFate/EXTRA。FGOを楽しむうえで必ず遊ぶ必要はないですが、知り尽くしたはずのあのサーヴァントの意外な一面を知りたいなら、ぜひリメイク発売を気長にお待ちください。その価値がある作品です。


それでは今回はこのへんで。最後になりますが、ここでもうひとりだけサーヴァントをご紹介しましょう。

そいつはなんと味方です。味方でありながら「機嫌を損ねたらすぐ殺してくる」「会話前にセーブ必須」「1回殺されるまでがプロローグ」と恐れられた殺意キングであり、あまつさえ前のふたりと違ってFGOでもまったくキャラクターが変わっていないトンデモサーヴァント!殺意ポイントなんてつけられないほどの暴君でした!


ではどうぞ!





間違えたこれCCCだ。ではまた。


2020-07-31 19:24:11

Writer:ハチミツ

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