新聞社で役に立つスキル



こんにちは、まぐですhttps://twitter.com/magu_writer。Webライターになる前は、ど田舎にある新聞社で校閲として働いていました。今回は、数少ない新聞社に入社したいと思っている、または思ったことのある人に向けて、新聞社で働くためにあると便利なスキルについてお話ししていきます。参考になれば幸いです。

新聞社といっても編集部、校閲、営業、経理などさまざまな部署に分かれていますが、校閲の私がいたのは編集部ですので、編集部に必要なスキルを説明しますね。

編集部に必要なスキルですが、それは「人の話をきちんと聞く」「一般的な国語力」です。え、これだけ?と思った方。はい、これだけです。ではこの2つのスキルがなぜ大事なのか。

人の話を聞くスキル

まず、人の話をきちんと聞くスキルはないと新聞社ではやっていけません。そんなの誰でもできるよ!と思う方も多いかもしれませんが、ただ相手の話をはいはいと聞くということではなく、会話の中から相手の本音を感じ取り、引き出す。これができるとできないとでは記事の内容の厚みが変わってきます。

取材される側というのは大抵が緊張していて、本音を最初から語ってくれる人はそうそういないと思います。そんな人を相手に、聞き役に徹し、いかに本音を気持ちよく語ってもらえるか。これができていないと、ただ相手の言ったことを文章にしただけの「伝言版」が出来上がってしまい、読んでいる人には面白いとは思ってもらえないのです。

一般的な国語力

ここでいう国語力というのは「文法」のことです。この国語力に関しては、学校で習ってきた最低限の国語力があれば問題ありませんが、私も含めこれができていない人は結構多く、編集長からはよく注意されました。現代言葉が染みついていると、文法通りの綺麗な文章って難しいんですよね…。
しかし文法は勉強でどうにかなるものなので、今国語力が低くても不安になる必要はないと思います。

とりあえず面接を受けてみよう

上記の2つのスキルがあれば、あとの読ませる文章術やネタ出しといったスキルは働きながら習得していけばいいのです。最初からあるに越したことはありませんが、入社してしまえばどうとでもなるものです。

今新聞社で働いてみたいと思っている方や、文章が好きで新聞社に少しでも興味を持っている方で「聞くスキル」と「国語力」があるなら迷わず履歴書を書いてみましょう。履歴書の志望動機や自己PR欄で「国語力」を生かせば案外受かるかもしれませんよ…。

2019-12-07 01:45:56

Writer:magu_writer

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